ソフマップ(Sofmap)

価値創造ストーリー Vol.6 Professional

未来を創る人をつくる

近畿大学の実学を、PC環境から支える

民間企業からの受託研究実施件数全国1位※1。「実学教育」を掲げ、世界で初めて完全養殖に成功した「近大マグロ」など、社会や国の産業に貢献する革新的な技術を生みだしている近畿大学。ソフマップでは、2018年4月、同大学生協が東大阪キャンパスに開設したPCサポートセンター「CLICK(クリック)」の運営に参加。未来を担う同大学の人材育成を、PC環境から支えています。全国でも珍しいこの取り組みについて、責任者を務める阿部がご案内いたします。

※1 文部科学省「平成28年度大学等における産学連携等実施状況調査」より

経営企画部/近畿大学生協BYOD専任アドバイザー
阿部 輝 Abe Hikari

「BYOD」で、大学の学びが変わる

みなさん、「BYOD」という言葉をご存知でしょうか?「Bring Your Own Device」の略で、個人が所有するパソコンやタブレットを職場や学校に持参し、仕事や学習に活用することをこう呼んでいます。大学では、履修登録やレポート作成、シラバスや時間割の閲覧、ゼミの研究発表などパソコンを使う機会が頻繁にあります。そこで、学生が自分のペースで学習や研究を進められるよう、ここ近畿大学東大阪キャンパスでも「BYOD」が推奨されているのです。

学内には2,000台を超えるパソコンが完備されていますが、マンモス大学ゆえに席が埋まるのはあっという間。自分のパソコンがあれば行列に並ぶ煩わしさやタイムロスもなくどこででも作業ができますし、大学が提供する無線LAN(Wi-Fi)によって必要な情報をダウンロードしたり、クラウド上で共有したり、より広がりのある学びを展開できます。近畿大学には「起業家を育てよう」という気風があり、こうした風土の中、多くの学生が「BYOD」を実践しています。

近畿大学は、「近大マグロ」で有名な農学部水産学科をはじめ、理系文系14学部58学科※2と短期大学から成る日本最大級の総合大学です。本部のある東大阪キャンパス、大阪狭山、和歌山、奈良、広島、福岡にキャンパスを持ち、33,000人を超える学生が学んでいます。経営者を目指す学生も多く、社長の出身大学ランキングで全国7位、西日本では1位※3にランクされています。

※2 2019年2月
※3 「大学ランキング2019年版」(朝日新聞出版)

近大生の「BYOD」に快適と安心を

自分のパソコンを使うということは、トラブルが発生したときの対処も自己責任ということ。「BYOD」化の流れを受け、大学生協では推奨モデルとして近畿大学生協オリジナルパソコン(通称:近パソ)の販売を行ってきましたが、BYOD推奨の本格化にともない、サポートをより充実させるために、ソフマップがこれを一手に引き受ける形で「CLICK」の営業がスタートしました。

「CLICK」では、パソコンの困りごとが勉学の妨げにならないよう、初期設定からハードやソフトの使い方指導、バックアップのとり方、修理対応まで、パソコンを安心して使うために必要なありとあらゆる相談に応じています。近パソ購入者には、これらのサービスを4年間無料※4で受けられる「近パソサポートパック」も用意しており、卒業までの「BYOD」を、経済的な負担なくサポートできるしくみを整えています。目指すは、近大生のいちばん身近にあって、気軽に駆け込めるパソコンの保健室。まずは学生さんのパソコンにトラブルが起きないことが一番ですが、何かあれば安心して任せてもらえるよう、他店舗とも連携しながら全力でサポートしています。

近パソの代金と4年間のサポート料金19,800円※5(2年間は9,800円)をセットにした「近パソサポートパック」に加入すると、卒業まで無料※4で各種サービスが利用でき、修理が必要な場合には代替機の貸し出しも受けられます。

※4 一部費用負担が発生するサービスもあります。
※5 2019年2月現在の価格。

学生さんの未来を拓く仕事

100%学生向けの事業や大学生協での営業は、ソフマップにとって初めての試みです。もちろん、ノウハウはありません。そんな中で、私が真っ先に注意を払ったのが時間でした。授業はもちろん、各種登録やレポート提出などで遅刻や遅延が出ないよう、接客の中で時間割や試験期間、休暇などライフスタイルを把握し、時間的なロスなく対応できるよう心がけています。

また、キーボードに慣れるため、タイピングの速度と正確さを競う大会を企画するなど、楽しみながらパソコンに慣れ親しんでいただく機会創出も行っています。パソコンを使いこなせるようになれば、できることもネットワークも広がっていきます。起業につながるアイデアも生まれるかもしれない。私がお伝えしているのはパソコンの使い方ではあるけれど、パソコンを介して、学生さんの未来を創るお手伝いをしているのだという思いで、日々業務に取り組んでいます。

2019年から4月の間は「CLICK」を新入生の学生生活全般のお困りごと相談所として開放することが決まっており、今後はパソコン以外のことも積極的にヒアリングしていくつもりです。学生さんの生活習慣や困りごとに紐付けて、ソフマップだからできる新しいサービスを考えていけたらと。そして「CLICK」で積み上げたサポートのノウハウを全国の大学へ。私は京都の出身なのですが、京都は大学の多い街でもあります。ここでの経験を、いつか地元の活性化につなげることができたら、これほど嬉しいことはありません。

  • センター名の「CLICK」は、在学生によるネーミング。パソコンで最初に行う作業がクリックだからということ。「CLICK」を通じて、ソフマップも、近大生が最初に出会う、人生最良のサポーターとして長く愛される存在になれたら。

  • 「パソコンが起動しなくなったのだけど、写真データだけをすぐに取り出したい」という依頼もありました。取り出したところ、その数9,000点!その時の学生さんの喜びと「ありがとうございます!」の言葉は、今も忘れられません。

  • 試験前など依頼が集中することもありますが、近畿大学理工学部の学生を中心とするバイト生がシフトを組んで業務をフォロー。彼らからも日々、刺激をもらっています。

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