ソフマップ(Sofmap)

価値創造ストーリー Vol.1 Sustainable

2025年大阪・関西万博誘致イベント 「#think expo 2025 みんなの未来フェスティバル」レポート

長坂 真護×ソフマップ

リユースを、サステナブルに。サステナブルを、カルチャーに

2018年8月25日(土)・26日(日)の2日間、2025年万博の開催国決定約100日前シンボリックイベントとして、「#think expo 2025 みんなの未来フェスティバル」が大阪で開催。ソフマップもブースを出展しました。同万博では、開催目的に「国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の実現が達成される社会」「ニッポンの国家戦略Society5.0※」を掲げており、SDGsやICTを活用したイノベーションに取り組む企業・団体等が参加。ソフマップは、「世界平和と環境保全の創造」を目指し活動するアーティスト・長坂 真護氏とのコラボレーションにより、長坂氏の活動と共に、買取アプリ「ラクウル」など、SDGs12番目のゴール「つくる責任つかう責任」を担う取り組みを紹介しました。
※狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、5番目の新しい社会(超スマート社会)

(万博誘致資料)
https://www.expo2025-osaka-japan.jp/purpose/
(イベント報告資料@2025日本万国博覧会誘致委員会事務局HP)
https://www.expo2025-osaka-japan.jp/report/archive/2526/

thinkexpo2025 みんなの未来フェスティバル




  • ソフマップのブースの様子

Booth[ブース]

ようこそ、サステナブル・カルチャーへ 〜使い捨てない、アートな2日間〜

私達が使わなくなった電子機器。正規ルートからはずれた形で回収されたものの多くが、アフリカはガーナにあるアグボグブロシーという街に不法投棄されていることをご存知ですか? 長坂氏は2年前この地を訪れ、世界中から集まってきた廃家電製品や電子廃棄物の山で、湖が覆いつくされる情景に衝撃を受けました。それらのごみの一部を焼いて、有毒ガスが生じる中でわずかばかり取れる金属によって生計を立てている若者達を目の当たりにし、「アートで、サステナブルな循環を創る」ことを決意。ブースには、当地を題材にした氏の作品を展示し、2日間に渡りライブアートも行いました。絵画に廃棄物をコラージュした独創的な作品は、来場者の関心を引き、「子どもを持って環境を意識するようになった」と、長坂氏のライブアートを長く立ち止まって見て行かれる方も。来場者には併せて買取アプリ「ラクウル」もご紹介し、リユースという選択肢についても興味を持っていただくことができました。

(写真上)アグボグブロシーの少年を、覆い隠すようにスクラップが取り巻く長坂氏の作品「Ghana's The Son」。「つくる責任つかう責任」を私達に問いかけてきます。(写真下)ゴミをのせた3本脚のテーブルを取り囲む世界の首脳達。1人がテーブルから手を離せば、簡単に崩れてしまう世界を表現した「三脚の机と世界平和のワクチン」。

長坂氏の作品




  • トークショーの様子

Talk Show[トークショー]

自分の幸せが、誰かの幸せになる。サステナブルとは、幸せの循環

トークショーの様子

2日目は、長坂氏によるトークショーも実施。ガーナ・アグボグブロシーでの体験と、サステナブルの意義について語っていただきました。電子機器をリサイクル処分するには莫大な費用がかかります。それなら、不法取引によって海外に売却した方が負担は少ないため、不法投棄が後を絶たないということ。化学ごみを燃やす時に出る有毒ガスの影響で、若者達の多くが20〜30代のうちに亡くなっていること。誰もが、知らず知らずのうちにそれに関わっている。だからこそ、サステナブルという概念が必要なのだと。「例えば、100%オーガニックのシャンプーをつくったとします。すると何が起きるか?つくればつくるほどオーガニックの農園は増え、農薬による健康被害を訴える農家は減ります。みんながそれを使えば使うほど、排水もきれいになります。そして、それが文化として根付いていく。この循環がサステナブルです」と、長坂氏は説きます。自分が幸せになることが、誰かを幸せにすることにもつながる。そのメッセージは確実にトークショーをご覧になった方に届き、終了後、多くの方が、突き動かされるようにソフマップブースに立ち寄られていたのが印象的でした。

(写真上) 「生きていく以上、僕達は消費から逃れられません。だから、サステナブルの循環から経済は外せない。サステナブルとは、文化(アート)・経済・エコのベストバランス。IT革命に次ぐ産業革命になると感じています」と語る長坂氏。(写真下)トークショー開始1時間前にでき上がったという自作の映画を、ピアノの生演奏と共に披露。日本とアグボグブロシー、2つのリアルが生活音と共に交互に描かれ、圧倒的な臨場感を持って胸に迫りました。




【Profile】
ながさか・まご
現代美術家、水墨画家。東京とロサンゼルスに拠点を構え、世界各地で個展やライブアートを行うほか、広告、音楽、映像、ファッションと幅広い分野で活躍。2016年にはサステナブル・クリエイティブ・カンパニーを設立し、ガーナ・アグボグブロシーの廃棄物を使ったアート制作や、福島県産オーガニックコットンを使用したファッションブランドなどを展開。アグボグブロシーにリサイクル工場、美術館、簡易宿泊所などを建設するべく、サステナブルな活動に邁進されています。
長坂真護氏


Staff Voice[社員の声〜イベントを体験して〜]

お客様とサステナブルの出会いの場を。それも、私達の責任だと感じました

経営企画部 次長 
山内 将義 Yamauchi Masayoshi

今回、弊社のリユース事業にご注目をいただき、万博誘致イベントへの参加が実現しました。リユース事業は、お客様のリサイクル意識によって支えられています。けれど、モノを売りながらリサイクルの必要性を訴えるのは簡単なことではありません。長坂さんは、まさにモノの背景にある物語をメッセージにして発信できる方。そこで今回は、私達とも縁の深い電子機器を使ってサステナブルを実践する長坂真護というアーティストの応援団として、「長坂さんを紹介する」というスタンスで企画に当たりました。アートの力はやはり絶大で、小さなお子様からご家族連れ、若いカップル、ご年配の方まで、さまざまな方が絵の前で足を止め、私達の説明にも最後まで熱心に耳を傾けてくださいました。「皆さんの中には、いつでもサステナブルを実践する準備がある」というのが実感です。それだけに、我々がもっと外へ出て、さんとサステナブルの出会いの場を設けていくことも、重要な使命だと感じました。

山内将義



お客様の利益を、地球の利益につなげる。 「ラクウル」を、サステナブルのトリガーに

有馬雄樹

経営企画部
有馬 雄樹 Arima Yuki  

イベント2日目の8月26日(日)は、買取アプリ「ラクウル」のサービス開始からちょうど1ヵ月という節目でした。「ラクウル」は、弊社の買取サービスをスマートフォンだけで完結できるようにしたものですが、ご来店の必要がなくなったことで、お客様のリサイクルのハードルを下げることができたと自負しています。けれど、もっとお客様に能動的にアクションを起こしていただくためには、お手持ちのモノをひとつ売ることが、世界からゴミをひとつなくす行為になっていることをイメージしていただくことが重要です。そのためには、僕達自身がサステナブルをより良く理解し、伝えていくことが大切なのだと、今回のコラボレーションで気付くことができました。電子機器の下取りにはデータ消去という壁もありますが、私達には、ビックカメラグループの一員として、安心してお任せいただける自信があります。今後は、サービスのアップデート共に、こうした点も同時にアピールし、お客様に無理なくサステナブルのトリガーを引いていただく手助けができればと強く思っています。