東京ゲームショウで、新たなeスポーツ熱を予感
2019年9月12~15日(一般公開日は14日・15日)の4日間にわたり、千葉・幕張メッセにて東京ゲームショウ2019が開催されました。
40の国と地域からゲームにまつわる655の企業・団体が出展し、国内出展社数が過去最多の350社にのぼった今回のゲームショウ。13日のレノボブースでは、東京・秋葉原のAKIBA ➁号店 パソコン総合館内「eSports Studio AKIBA」にて人気舞台俳優たちがゲームの楽しさを発信するWeb番組『チャノマップ※』から選ばれたメンバー4名が駆けつけ、『チャノマップ』の俳優たちによるeスポーツチーム「AGP(ACTORS GAMING PROJECT)」の結成発表会が行われました。
eスポーツチーム「AGP」結成発表会レポート
発表会の前にソフマップブースの物販コーナーをのぞいてみると、AGPメンバーの特製タオルやリストバンドなどの公式アイテムがずらり。各メンバーのユニフォームが顔写真とともにディスプレイされたブースには若い女性ファンを中心に来場者が詰めかけ、発表会同様の熱気と盛況ぶりが印象的でした。
AGPの結成発表会が始まると、『チャノマップ』を代表してMCの伊藤陽佑さんが登壇。チームの一員である荒牧慶彦さん・北村諒さん・健人さん・寺山武志さん4名を紹介し、メンバーごとにゲーミングネームや背番号・担当カラーを設定した独自ユニフォーム作製についてなど、AGP結成に至るまでのエピソードが語られました。
またメンバーとともに、レノボ・ジャパンのデビット・ベネット代表取締役社長が登壇し、AGPのメンバーを激励。「チームみんなでお揃いのものを!」とゲーミングノートPC「Lenovo Legion Y540」 贈呈の旨が同氏から伝えられるとメンバーからは歓喜の声が。さらにeスポーツおすすめセットとして、ヘッドセットやバックパックなど周辺グッズもあわせての贈呈式に発展した至れり尽くせりの事態に、「地方遠征のときに便利!」「お揃いっていうのが良い!」などの声がメンバーからあがり興奮は最高潮に。
またベネット社長自身も多忙をきわめる中、ゲームプレイを通じ家族とのコミュニケーションを大事にしているエピソードも披露され、オンラインゲームならではの魅力をAGPとともに語りあいました。
贈呈式の後には、メンバー全員の等身大パネルのビジュアルも公開。メンバーの担当カラーをあわせると虹色になるよう配色された鮮やかな等身大パネルを前に、各メンバーも改めてチーム結成を実感している様子でした。
eスポーツに対する熱も冷めやらぬまま、イベント後半では人気FPSシリーズ『レインボーシックスシージ』のチームプレイも披露され、会場は最後まで大いに盛り上がりました。
eスポーツを盛り上げるため、ソフマップとしてできること
また14日には、プロゲーミングチーム「DETONATOR」を運営するGamingDがSAMSUNG SSDと共同出展したブースにて、「ソフマップ×DETONATOR」のコラボによるオリジナルアパレル・グッズブランドの立ち上げを発表。特別ゲストとしてソフマップ代表取締役社長の渡辺武志が登壇しました。
オリジナルでのアパレル・グッズブランド立ち上げにちなみ、渡辺はGamingDの江尻勝代表取締役社長とお揃いとなるスーツのセットアップ姿でステージへ。
今回の取組みについて聞かれると、「ソフマップが小売業として、どうeスポーツを支援していくのか?ずっと考えてきた」とこれまでを振り返り、「DETONATORのようなプロゲームチームの支援のために必要なのは、やはり小売業として関連する商品を販売していくこと。それが一番大切だと考えた。そこであげられた収益をしっかりとDETONATORに還元、チームを盛り上げ、最終的にはeスポーツ全体も盛り上げていきたい」と、このコラボに対する意気込みを語りました。
ステージ上ではスーツのセットアップ上下が披露されたほか、赤やゴールドでDETONATOR のロゴがあしらわれたTシャツなどもフルオーダーであること、純粋なアパレルブランドとして生地からデザインまで通常のブランド同様、本格的な仕様で展開予定であることなども発表されました。
その後、DETONATORのメンバー4名も登壇し、同じくセットアップ姿を披露。「スーツ自体普段着る機会が無いが、カッコよく仕上げてもらった」「すっきりとしていて動きやすい」などメンバーからはアパレルとしてのクオリティに対しての驚きと喜びの声が寄せられました。
イベントの最後、改めて渡辺は「ソフマップとしてeスポーツをしっかりと盛り上げていきたいと思っています。DETONATOR共々ソフマップを是非よろしくお願いします!」と締めくくり降壇。eスポーツの熱量やその広がり、可能性を感じさせるステージとなりました。