買取りアプリ「ラクウル」開発の背景
パソコン・デジタル家電やゲームソフトの新品・中古販売を展開するソフマップでは、長年にわたって中古商品の買取にも力を入れてきました。
しかし近年、ネットを通じた個人売買が盛り上がりはじめる中、店舗買取が中心だったソフマップとしても非対面買取の重要性を認識し、アプリの開発に着手しました。買取アプリによってリユースやリサイクルをお客様にもっと身近に感じてもらい、循環型社会の形成にさらに貢献するために買取アプリ「ラクウル」の開発プロジェクトが発足。
プロジェクト発足から約半年後の2018年7月にアプリのリリースを行いました。
買取アプリ「ラクウル」サービス開始
ソフマップがリユース事業を行うにあたり最重要視するのは、個人情報を守る「安心」の追求、そして製品を「安全」に使っていただくことです。
手軽で便利なサービスに注目が集まり若い世代を中心にリユース市場が盛り上がりを見せるにつれて、パソコンやスマートフォンに大量に保存される写真などの個人情報取り扱いや、そもそも正常に動作するのかどうかなど個人間売買ならではの不安の声も聞こえてきていました。これらの声に応える「安心・安全」を大前提に据えた買取サービスとして、2018年7月に買取アプリ「ラクウル」をリリース。特別なソフトウェアを使用したデータ消去やデータ消去証明書の発行サービス、画像認証システムによる本人確認手続きの導入などによって「安心・安全」を追求しながら、より手軽に買取を利用していただける仕組みを構築。リリース後の利便性向上も図っています。
より手軽で便利なサービスの提供に向けて
「ラクウル」をリリースしてから現在に至るまで、ソフマップではさまざまな分野の企業と提携し、買取品目の拡大を行ってきました。パソコン・デジタル家電にとどまらず、衣類やブランド、ゴルフ用品や楽器など、買取品目を拡大することによって家中の不用品をなんでも買取できるアプリを目指しています。
2019年5月には、お客様自身が所有する製品を登録することで売却だけでなく資産管理にも活用できる「持ち物帳」機能を実装したほか、同年11月には最大のバージョンアップである「ラクウル」とビックカメラグループ各社のポイントカード連携機能も追加しました。
今後も積極的にサービス拡充を進めることで、お客様にとってより手軽で便利なサービスを目指し、さらにリユースの裾野を広げていきたいと考えています。
リリース以降、さまざまな企業と提携し、パソコンやデジタル家電に限らず衣類やブランド品、アウトドア用品・ゴルフ用品、お酒・古酒、楽器、骨董品など買取品目を拡大しています。今後も買取品目の拡充を図り、利便性の向上につなげます。
お客様が所有するさまざまな製品を登録することで、最新のソフマップ買取金額が表示され、所有品の価値変動を把握できる機能です。ビックカメラグループで購入した商品なら、レシートをカメラで撮影するだけで登録ができたり、買取できない商品のリサイクル申し込みや取り扱い説明書の表示など利便性を高めるバージョンアップを随時実施しています。
買取金額の入金先は銀行振込のほか「ビック買取マネー」を選択できます。
「ビック買取マネー」を指定することで買取金額のアップや振込手数料が不要になるほか、貯めた「ビック買取マネー」をビックカメラグループでのお買い物にご利用いただけます。
「ラクウル」とビックカメラグループ各社のポイントカードを連携。お手持ちのポイントカードを「ラクウル」に登録することで、アプリがポイントカード代わりに使用できます。
査定員が直接ご自宅にうかがい、その場で査定・引き取り・ウォレットへの入金まで行う「出張買取」をスタート。
商品の梱包・発送が不要なため、よりリユースを身近に感じていただけます。
「ラクウル」でリユース・リサイクルを促進。循環型社会の実現へ
さらなるリユース体験をお客様にご提供するために、買取品目の拡大やアプリのバージョンアップなどを通じサービス拡充を図る「ラクウル」ですが、単に便利な買取アプリをめざしているわけではありません。
リユースを積極的に進めることはもちろん、再販売できないものについては法律に基づき適切な方法を用いた「リサイクル」をご案内します。
ものを簡単に使い捨てるのではなく、お客様一人ひとりがリユースやリサイクルまで視野に入れ有効活用していけるサービスをめざすことで、「ラクウル」はこれからも循環型社会の実現に貢献していきます。